おすすめ度
★★★★★
選んだ理由
- 「金持ち父さん・貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキの本であったため
- 金持ち父さん・貧乏父さんの上級編と位置付けられている本であったため
内容
タイトル通り、金持ちがなぜ金持ちになれたのか、その方法や考え方について記載されている。
借金をうまく利用すること、税制をより深く理解し税金対策を行うことが非常に重要。
心に残ったこと
金本位制度の撤廃
一片の紙切れをお金とする法律を政府が制定した。これによって、国民は不換通貨(価値あるものによる裏付けのない通貨。価値の保証のないお金)で税金を支払わなければならず、金や鶏などによる支払いができなくなった。
政府が税収以上のお金を使うことで、不換通貨を印刷し、支払いに充てることで不換通貨の価値を下げている。
金利とインフレ
金利が3%、インフレ率が5%だと仮定すると、自分のお金が年に2%目減りしていることなる。政府が紙幣を印刷し続けることでインフレは常に起こっている。(貯金=負け組)
オイルダラー
世界経済の血液である石油の取引を米ドルで行う協定が1974年に結ばれた。これ以降、米国と米ドルの世界的地位は確固たるものになり、ドルは歴史上最も協力な通貨となった。
生涯の学び
ほとんどの人は、学校を卒業すると学びをやめてしまう。これが金持ちと中流層・貧困層の格差が広がる一番の理由である。一生学び続けるのだ!!!!
最後に
知らなかった内容が非常に多く、アメリカの強さとその所以が分かった。
歴史の勉強に関して、興味がなかったが、過去から学ぶことの大切さを感じた。
難易度は高く、理解できないこともあったが、得ることが多いと思うので、おすすめです。
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