「インフレ不可避の世界」 著者:澤上篤人 

読書記録

おすすめ度

★★★☆☆

選んだ理由

現在インフレの真っ最中だったため。(2022.7.10)

今まで日本人投資家の本をあまり読んでこなかった(アメリカ人の本は多い)ので読んでみました。

内容

著者による悲観的な世界様相が記されていた。様々な要因(地政学、サプライチェーン、原油)からインフレが進み、人々の生活がどんどん苦しくなってきているとのことであった。

また、FRBによる急激な利上げや日本の金融緩和継続によって生じる問題、年金の在り方などが書かれていた。

心に残ったこと

 自分が最も心動かされたことは、「お金を回す文化を高めよう」というワードです。

よく言われているように、日本の預貯金額は世界最大であり、このお金が消費に動けば経済は活性化し人々の所得が上がる好循環が生まれ、日本経済は豊かになっていくと思います。

デフレ真っ只中の日本において、このような意識を持つことは大切だと思う。

最後に

先日、海外旅行に行って感じたことの一つに、日本という国には活気がないように感じました。

その活気を取り戻すためには、銀行口座にお金を入れっぱなしにするではなく、株式や自己投資、貴重な経験等に使っていった方がより有益になると思います。

個人的には、無駄使いを減らし、必要なものもしくは、貴重な経験等には積極的にお金を使っていく意識をもって生きていきたいと思いました。

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