おすすめ度
★★★★★ （5/5)
内容
以前から、読んでみたいと思っていた本で、この本に関しては中身を少し見てから決めようと思っていました。（ウォーレン・バフェット関連の本であること、古い本であること）。
ただ、書店で見かけることがほとんどなかったので、メルカリで購入して読みました。
中身としては、３日あれば読み切れる量だと思います。（私は３日かかりました。）
内容として、永続的な競争優位性をもつ企業に見られる財務諸表の特徴が記されています。
著書に記載されている内容を基に自分で企業をスクリーニングすれば、投資成績が上がると思います。
特に、財務諸表の主要な項目に対して、目安となる具体的な数値が記載されている点がとても素晴らしいと思いました。
この情報があれば、株価が下落してもじっと耐えることができ、かつ、自分の投資判断に自信を持つことができるようになると思います。
個別株投資をしている投資家が読めば、得るものが必ずある一冊だと思います。
そして、著書の内容は、どの時代にも当てはまる内容だと思うので、内容を理解するために何度も読み込んだ方がいい本だと思いました。
要点
永続的な競争優位性を持つ企業とは
「競争による独占状態から恩恵を受けており、自社製品を他社製品よりも多く、もしくは他社よりも高く売ることが可能でライバル社よりも大きな儲けを稼げる企業」と定義する。
競争優位性が永続ならば、ビジネスの根源的価値は増え続けるため、長期投資によって投資家に、長期間利益をもたらすことができる。
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