おすすめ度
★★★☆☆
選んだ理由
別の著書(となりの億り人)にて、おすすめだと紹介されていたため
内容
筆者(本田静六)は東京大学農学部の教授で、「人生即努力・努力即幸福」という価値観の基、生きられた億万長者。その筆者が考える「お金」と「人生」の話。
1.お金
財産を築いた方法(本多式)
- 「四分の一」貯金:収入の4分の1天引き貯金。臨時収入は全額貯金
- アルバイト:自身の勉強となる事柄を選択してアルバイトに努める。
- 貯金から投資へ:貯金とアルバイトで貯めたお金で雪だるまの芯を作り、投資を行う。「時節を待つ」
財の処分法
- 生活の安定を目指して蓄えた財産を、子孫へ分与しようと大部分の親は考えるが、それは間違いで子孫のためにならない。
- 幸福とは、自分自身の努力と修養によって得られるもので、これを生活習慣の中に染み込ませることこそが大切である。
貧乏
- 自分自身が苦しくなり、義理をかき、人情をかき、恥をかく。(俗に言う三カク)やがて、他人に迷惑を及ぼし、嘘をつき、世間の信用を失うようになる。
- 生活の奢りからやがて資金不足に陥り、犯罪を犯す。
2.人生
失敗は人生の必修科目
- 世の中、上手くいかないことの方が多い。一度や二度の失敗で弱音を吐くようではダメである。
職業の道楽化
- 人生最大の幸福は、職業の道楽化である。はじめのうちは、多少の苦しみを経験することになるが、迷わず疑わず一意専心に努力すれば、早晩必ずその仕事に面白みが生まれてくるものである。
- 何事にも一生懸命取り組めば、必ず得るものがある。
心に残ったこと
お金を貯めることしか、考えてこなかったが、その後始末については考えたことはなく参考になった。おそらく、当分先の話だと思うが。
「言うのは易し、行うのは難し」心構え一つで結果は変わってくる。
「一生懸命取り組む」ことだけは貫けるように生きていきたい。
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