投資の公理 著者:ポール・マーシャル

読書記録

おすすめ度

★☆☆☆☆

選んだ理由

単純に、おもしろそうだと思ったから

内容

非合理な人間が非効率な市場に挑むときの11の教訓について記載されている。

  1. 市場は非効率である
  2. 人間は非合理である
  3. 投資スキルは再現可能のもので、持続力がある
  4. 市場は短期的には投票機だが、長期的には計量器である
  5. 変化を探せ
  6. ポーチフォリオ構築で一番重要なことは集中と分散である。
  7. ショートとロングは違う
  8. 機械は人間を打ち負かすが、機械と人間の組み合わせは機械を打ち負かす
  9. リスク管理
  10. サイズこそが重要
  11. ほとんどの資産運用のキャリアは失敗に終わる

心に残ったこと

2.「人間は非合理である」とあるが本当にそうなのであろうか??考えてみる。

通勤、通学の道、普段通り帰れば一番早いことは皆が分かっている。

ただ、特に用もなく遠回りした経験はないだろうか?(私はよくある。)

急行電車で帰れば早いのに、なぜか普通電車で帰ったことはないだろうか??

人間には感情があるので、時にこのような非合理的な選択をしてしまうことがある。

人間は非合理的な生き物だということは、自身の経験からも導きだせるものである。

(例2;仕事上で凡ミスをした時、上司の機嫌が良ければそのままスルーされるが、機嫌が悪ければ怒られる。などなど)

8.「機械は人間を打ち負かすが、機械と人間の組み合わせは機械を打ち負かす」について考えてみる

現在、株式投資の中には、自動積立投資がある。毎月、自動で投資信託のような商品を定額で買い続ける手法である。

この方法は、いつどの程度投資信託を購入するのか考えなくてよく、人間の心理を使わなくていいので、非常に楽な手法である。ただ、この方法を用いた場合、市場状況に関係なく一定額の積み立てになるので、投資家のスキルは向上せず、大勝ちすることもない。おもしろくない

そこで、自動積立のみならず、個別株投資も併行して行い、機械を打ち負かすのである。もちろん、打ち負かされることもあるだろう。

人生、何事も挑戦」の精神で、大負けしない程度にリスクを背負って個別株投資を続けていきたい。

最後に

専門用語が多く、理解できない部分も多かった。

なぜかしっくり頭に入ってこなかったので、おすすめ度は低めにした

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